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ハンガリーの巨匠、ラースロー・クラスナホルカイによる、圧倒的な美と力を持つ小説。2005年PEN翻訳基金賞受賞作。『戦争と戦争』は危険な瞬間から始まる。暗い駅のホームで、コリムはならず者の十代の少年たちに襲われ、強奪されようとしている。そしてここから、この神経質な事務員の執拗な声に私たちは運ばれていく。絶望し、時にほとんど狂気に近く、しかし鋭い共感力も持つコリムは、ハンガリーの小さな町の文書館で、驚くべき美しさを持つ古い写本を発見する。それは、破滅的な戦争から故郷へ帰ろうと苦闘する戦友たちの叙事詩を語っている。コリムは自らの命を絶つことを決意するが、自殺を遂げる前に、貴重な写本を携えてニューヨークへ逃れ、それをワールドワイドウェブ上にすべてタイプして永遠に残さねばならないと感じている。