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1970年代にブロンクスをはじめアメリカの各都市を襲った放火の波と、その遺産を今に伝える衝撃の記録。歴史学者ベンチ・アンスフィールドが明らかにするのは、最も破壊的な火災が住民ではなく、保険金目当ての大家によって引き起こされたという事実である。新たに政府が導入した保険と急落する不動産価格という歪んだインセンティブに突き動かされ、大家は「トーチ(放火役)」として主に黒人やラテン系の若者を雇い、ときには住民がまだ住んでいる建物に火をつけさせた。本書は、貧しい有色人種コミュニティに押し付けられた破壊的保険慣行を指す「ブラウンライニング」という用語を新たに提唱する。『ロサンゼルス・タイムズ』ブック賞受賞、ピューリッツァー賞歴史部門最終候補作。