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親愛なる読者諸君、もし娯楽目的でこの本を手に取ったのなら、残念ながら期待には応えられないと警告しておかなければならない。本書は、ボードレール家の孤児たちが深く暗い洞窟へと落ちていき、謎の潜水艦、邪悪な菌類、そしてどこにでも現れるオラフ伯爵に出会うという悲惨な物語である。『世にも不幸なできごと』第11巻『ザ・グリム・グロット』では、孤児たちはこれまでで最も水浸しで、ぬめぬめとし、菌類まみれの試練に立ち向かう。これは、絶望、冷たいマッシュルームスープ、そして「大いなる未知」として知られる恐ろしい海の怪物の物語である。ここにハッピーエンドはない。あるのは、ボードレール家の悲劇の物語の恐ろしい続きだけだ。