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『ニューヨーク・タイムズ』紙が選ぶ今年のベストブック。受賞歴のある作家兼ジャーナリスト、ウィル・ヘイグッド(Wil Haygood)は、ベトナム戦争が、海外で自由のために戦いながら国内で平等を求めるアフリカ系アメリカ人の闘争の鏡となり、いまなおアメリカの生活を形作る人種的・政治的分断を理解する強力なレンズとなったことを探求する。兵士や将校、医師や看護師、ジャーナリストや活動家、芸術家や政治家たちの人生を描きながら、ヘイグッドはベトナムの最前線での戦いと、アメリカでの尊厳と正義をめぐる戦い——二つの戦いに挟まれた世代に光を当てる。物語の中心にいるのは、北ベトナムに捕らえられた最初の黒人将校である空軍パイロットのフレッド・チェリー(Fred Cherry)、エルバート・ネルソン医師(Dr. Elbert Nelson)、ウォレス・テリー(Wallace Terry)、フィリッパ・シュイラー(Philippa Schuyler)らである。また本書はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア、マーヴィン・ゲイ、ベリー・ゴーディ、リンドン・ジョンソンといった人物も取り上げている。