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ブッカー賞受賞作家『継承する喪失』の著者が贈る、大陸を越え時を越えて運命が交錯し乖離する二人の若者の物語——愛と家族、インドとアメリカ、伝統と現代を描く壮大な叙事詩。ソニアとサニーが夜行列車で初めて目を合わせた瞬間、たちまち惹かれ合うが、祖父母がかつて二人を引き合わせようとしていた事実に気まずさも覚える。バーモント州での学業を終えたばかりの小説家志望のソニアは、インドの家族のもとへ帰ってきた。一方、ニューヨーク市で苦闘しながらも再出発を図る記者のサニーは、横暴な母親と争い続ける一族の暴力から逃れようとしている。未来に不安を抱えながら、現代社会の様々な疎外感に立ち向かい、ソニアとサニーは共に幸福を探す旅に出る。