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ピューリッツァー賞および全米図書賞(ノンフィクション部門)受賞作。『Embracing Defeat』は、ジョン・W・ダワーによる、第二次世界大戦直後の崩壊的な状況にあった日本を見事に検証した書である。膨大な日本語資料を駆使し、数十点の衝撃的な記録写真を収めた本書は、6年余りに及ぶアメリカによる占領期の、最も充実した最重要の歴史書である。この占領は日本社会のあらゆる階層に影響を及ぼし、その影響の在り方はしばしば双方の予想を超えるものであった。ダワーは、昭和天皇の命運をめぐる上層部の駆け引きから、あらゆる階層の人々の希望と恐怖に至るまで、東西、勝者と敗者の間の豊かで turbulent な相互作用を、かつてない手法で描き出している。